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第40回:保育士が抱える悩み。自分の子どもはどこに預ける?

  • 保育の就業スタイル

仕事を持っている両親が子どもを保育園に預けるように、
仕事を持つ保育士が自分の子どもを預けて働くのは当たり前のこと。

しかし、悩ましいのはその“預け先”です。

自分が勤務する保育園か、勤務先以外の保育園か、はたまた自分の両親に世話をお願いするか?
それぞれのメリットとデメリットにご紹介します。
 

自分の勤務先の保育園に預けるメリットとデメリット

まず、事前にお子様をお預けになれるかを就業先の保育施設に確認した方がいいでしょう。
特に認可保育園の場合、所管している自治体が入園するお子様の調整を行うため、
認可保育園で自身の子どもを預けて同じ保育園で働くというのは難しいです。
 
自分が勤務する保育園に子どもを預けた場合、
自分の目が届く範囲で子どもを見守ることができるのは大きなメリット。

どんな遊びが好きなのか、どんなお友達と仲良くしているのかなど、
自宅では見られない子の表情を見られるのは嬉しいですね。
そして、子どもの送り先=勤務地ですから、子どもと一緒に通園&通勤できるのも魅力的です。
 
デメリットとして挙げられるのは、他の職員や保護者に気を遣うということ。
また、仕事と家庭を混同してしまいそうという懸念もあるようです。
他の子どもと平等に見ているつもりでも、つい我が子に目をかけてしまうのは仕方のないこと。
それを“ひいき”と取られたり、トラブルの原因となったりするのであれば、
同じ園に預けることは難しいかもしれません。
 
子どもの心理を考えて「よその子どもに優しくする親の姿を見せたらやきもちを焼くのでは」
とする声もあるようです。
保育園によっては勤務する保育士の子を預かれない場合があるので、事前の確認が必要になるでしょう。
 

自分の勤務先以外の保育園に預けるメリットとデメリット

他の保育園に預けると、上記でご紹介した「自分の保育園に預けるデメリット」がなくなります。
つまり、他の職員や保護者に気を遣う必要がなく、仕事と家庭の切り替えがしやすく、
子どもにやきもちを焼かせる心配もありません。それが最大のメリットと言えます。
 
逆に、デメリットも上記のメリットの裏返しとなり、
側で子どもを見守れない、通園と通勤に時間がかかる、ということが挙げられます。
 
しかし、親の心理的には「自分の子どもを他人に預け、自分は他人の子どもの面倒を見ている」
という状況に矛盾を感じてしまうという意見もあるようです。
保育士をしている親ならではの複雑な心境なのかもしれません。
 
 
両親に任せるメリット、デメリット

保育園に預けるほかにも、子どもの祖父母、つまり自分や配偶者の両親が近くに住んでいる場合、
そこに預けるという選択肢もあります。
 
その場合のメリットは、親としての大先輩であり、信頼できる相手に預けることへの安心感でしょう。
何より両親にとっては“孫”ですから可愛がってくれますし、保育料もゼロ。
ただ、感謝の気持ちとちょっとしたお礼は渡しておくべきでしょう。
 
もちろん、デメリットもあります。
自分や配偶者を育ててくれた両親とはいえ、家族としてはすでに別世帯。
子どもの教育方針や生活のスタイルは、あなたの理想と必ずしも一致するとは限りません。
さらに、孫カワイさゆえの“甘やかし”もあるでしょう。

また、保育園は育った環境の異なる子どもたちが集まる場所。
誰かのマネをしたりケンカをしたり、多くの刺激を受けながら、
子どもたちはいろいろな価値観を学び、吸収していきます。
両親に預けるということは、そうした体験ができなくなることでもあるのです。
 


どこに預けるにも、メリットとデメリットがあります。
重視する点と妥協できる点を明確にし、自分も子どもも充実した時間を過ごせる環境を選ぶようにしましょう。